無職の必須アイテム!それはカフェイン・ニコチン・アルコール!!

無職ニートが一番怖い物ってなーんだ?
そーれーはー……現実!!

 

 

なんのひねりもないけどこれが真実です。
普段はノーダメージみたいな顔しているけど、なんなら現実のことなんて忘れて生活しているけれども、たまーに思い出すと辛くなる。

 

 

残念ながら無職は暇なので、どうしても何かを考えている時間が多い。
私は一週間に一回くらい現実のことを思い出して落ち込んでいました。ちなみに落ち込む時間は約30分ほど。短いと思うか長いと思うかは人次第。

 

 

そんな現実との直面による精神的ダメージを受ける私を救ってくれた三種の神器がありました。

 

カフェイン ニコチン アルコール


この三つがいかに無職にとって有益かを、私の実体験を元に説明していこうと思います。

 

 

 

カフェイン
無職だった時代、とにかく日中に起きているのが困難でした。
日が昇っている時間は人間の活動時間という常識は、人間社会の中で生きる人々が作り上げた常識であり、人間としての尊厳を捨てた無職野郎には関係ない。
仕事に行くだとか学校があるだとかではなく、日中に起きる理由が無いので、どうしても夜型生活になってしまうのです。

 

 

しかし私は実家にて両親に養ってもらっていたので、日中は起きていないと不都合が生じることになります。
せめて昼までには起きていないと昼飯を食うことができません。無職にとって食事は大事な娯楽なので、寝過ごすのは勿体ない。

 

 

そこで私は昼間から夜まで起きているために、当時はとにかくカフェインの入った飲料を飲んでいました。
最初は気休めでしたが、だんだんとカフェイン無しでは生活できないレベルへと突入。
いや日中起きるくらい自分を律せよと思う人もいるかもしれませんが、そういうところを律せない人間が無職になるのです。

 

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カフェイン飲料の中でも特にエナジードリンクのモンスターが好きでした。
昼間っから家でぼーっとしてる無職にエナジーなんてまったく必要ありませんが、働かないからこそエナジードリンクを飲んだ時の爽快感が格別だったのです。全身に力がみなぎる。
当時は狂ったようにモンスターを飲んでおり、汚い部屋がモンスターの空き缶だらけでより酷くなりました。
部屋に引きこもってエナジードリンクを飲み続ける無職の息子こそ、親にとってはモンスターに見えたでしょうね。

 

 

ちなみにこのモンスターで蓄えたエネルギーは、主にソーシャルゲームで消費していました。
この時私がハマっていたのはシャドウバースというカードゲームのソシャゲであり、無職としての暇な時間の大部分を、このゲームに費やすことになります。
カフェインでギンギンになった頭で、世界中の猛者たちと不毛なカード遊びに興じ、無事にグランドマスター(シャドウバースで一番すごい称号)になりました。
満足してアプリはアンインストールし、同時にモンスターを飲む機会も減りました。

 

 

その後なんやかんやで就職し、今に至ります。
一年以上飲み続けたモンスターのエナジーがようやく着火し、仕事をするようになったのか。
あるいは今まで就活のエネルギーをシャドウバースに吸われ過ぎたのかもしれません。
それならもっと早くグランドマスターになればよかったな。

 

 

 

ニコチン
私は元々、喫煙者ではありませんでした。
前職の仕事を辞めたタイミングで何となく煙草を手に取り、その後何となく吸い続けてしまったタイプ。

 

 

自分で言うのもアレですが、私は煙草と相性のいい体だったようで、煙草一本吸うと全てのストレスから解放されて頭がスッキリしました。
現実や社会復帰のような悩みもたった一本で解決するので、かなりコスパのいい買い物だったのでしょう。

 

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特に好きだったのは行きつけの喫茶店での喫煙でした。
その喫茶店は新聞などの他に週刊少年ジャンプが置かれていたので、私は毎週月曜日になるとジャンプを読みに喫茶店へ行っていました。
ミルクとガムシロをたっぷり入れたアイスコーヒーを啜りながらジャンプの新刊を読み、ページを捲る反対の手で煙草を吸う。
そんな時間が私は一番幸福でした。
当時の私は予定という概念が存在しない人間未満の生活を送っていたので、当然のごとく曜日感覚が狂っていたのですが、月曜日だけは忘れずに生活できたのは週刊少年ジャンプと煙草のおかげです。

 

 

こちらも就職したタイミングで禁煙。
吸い続けると無職に戻りそうだなと思ったので、意識して自粛しました
禁煙方法に悩んでる人は、一度働いてみるのが良いのでは?

 

 


アルコール

ストレスの少ない無職生活は、私の人生において一番何もなかった時代でした。いや何もやってないんだから当然だろと突っ込まれそうだが、無職の何もないは“本当”の何もない。


やりたい事は昨日までにやっており、今日やるべき予定が何もないというのが毎日続くと人間は簡単に頭がおかしくなる。
「ずっと暇なら遊び放題じゃん」とかいう奴は無職エアプ。メリハリのない生活を続けると遊ぶ事すら億劫になることがあるのです。

 

 

そういうときは大体、カフェインやニコチンを摂取して感情をコントロールしていたのですが、本当に何もしたくない時はアルコールを摂取しました。
カフェインやニコチンは気分を上げたり落ち着かせたりするので次の行動に移す時には便利なんですが、何もしたくない時はアルコールで思考能力を奪うのが一番です。
無職なりに考えた末の最も懸命な思考放棄ですね。

 


無職時代の一人飲みはYouTubeを肴にしていました。

 

思考能力を奪うことが目的の飲酒なので、アニメや映画を見て満足に楽しめるような酔い方はしません。一人だけでグダッグダになります。
その結果、頭がおかしい状態でも楽しめる娯楽を求めてYouTubeをよく見ていました。

 

YouTubeの動画で特に好きだったのが、上地雄介の「ミツバチ」というMV。
結構有名なのでご存知かもしれないが、これを機に一回フルで見て欲しい。

 

www.youtube.com

 

どうです?すごくないですか?何度見てもすごくないですか?
アッパーなテンポに理解不能な歌詞、そこに上地雄介本人の陽気さと決して下手過ぎないが素人感のある歌声が混ざると化学反応が起こる。
日常生活では再現されない非現実感のある曲と歌詞によって紡がれる酩酊感はアルコールに匹敵するので、酒を2倍のスピードで飲んでいるような感覚に襲われます。
ちなみに私が好きだったのはBメロの若干大人しい流れからサビのブーンブンシャカブブンブーン!が始まった時の、頭の危ないリミッターが弾ける瞬間です。

 

このMVには蒸留酒が抜群に合います。
バーボンウイスキーやダークラムをストレートで飲みながら動画を見ると格別です。
嫌なこと全部忘れられるし人生全部楽しくなる。

 

 

 

以上が私の無職生活を支えた三種の神器でした。
駄目な無職がますます駄目になっていく理由は主に生活のメリハリな無さに起因するのですが、カフェイン・ニコチン・アルコールを摂取すれば感情にメリハリをつけることが可能です。
何もすることが無い虚無スパイラルに陥った無職の方は、頭がおかしくなる前に上記の三つを意識して摂取することをオススメします。

 

 


………親からの目は更に厳しくなるかもしれませんが

 

 

 

 

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